スキルス・ラボとは・・・
スキルス・ラボは「臨床技能学習施設」のことです。Clinical Skills Laboratoryを略してスキルス・ラボと呼ばれています。
医療人が診療現場において安心・安全な医療を提供するためには基本的~専門的な医療技術・技能の習得とともに、状況把握やコミュニケーション、チームワークといったノンテクニカルスキルを身につける必要があります。そのためには実際の診療現場に出る前に、また診療現場に出てからも、継続的に基本的~専門的技術・技能を練習できる環境や、実際の場面を想定した学習の場が必要です。
当センターのスキルス・ラボは医療系学部と大学病院が集約している蔵本キャンパスに位置し、患者さんを模したシミュレーション人形や、診察、検査のためのモデル、ベッド、カメラモニターなどの学習機器が数多く揃えられています。ここで効果的な練習を積み重ねることにより、患者さんの肉体的・精神的負担や潜在的な危機を最小限に抑え、社会の人々に安心安全な医療を提供することが、この施設の目的です。当施設と診療現場を行き来しながら、総合的な医療人教育が推進され、地域全体の医療人育成に貢献できることを目指しています。
利用について
利用対象者
徳島大学に在籍する教職員・医療系学生・その他センター長が使用を認めたもの
利用の流れ
※予約は利用日の1週間前までにお願いします。
教職員
- 「スキルス・ラボオーダリングシステム利用の流れ」をご覧ください。
スキルス・ラボオーダリングシステム利用の流れはこちら - ユーザー登録を行い、IDパスワードを取得後、予約して下さい。
ユーザー登録および予約はこちら
学生
- 学生は、スキルス・ラボ使用申込書に必要事項を記入する。(責任教員のサインとメールアドレスが必要です)
スキルス・ラボ使用申込書 - スキルス・ラボ使用申込書を、医療教育開発センター事務室に提出する。
- 予約が完了すれば、責任教員に予約内容がメールで送られる。
- 使用後は、医療教育開発センター事務室に実際使用した人数を報告する。
物品一覧
徳島大学スキルス・ラボ物品一覧からご確認いただけます。
利用時の注意事項
- スキルス・ラボ内は飲食禁止です。
- 許可された目的外の使用を禁止します。
- スキルスラボの物品・備品は、患者診療用としての保守・管理を行っていませんので、診察器具を含めて、学生や教職員が患者診察・診療に使用することはできません。
- 貸出し物品の転借は禁止です。
- 学習者による準備や後片付けも教育の一環としてご指導ください。
- 廃棄方法も学習です。施設内の表示に従って正しく分別してください。特に・・
*針、メス等鋭利な刃物は必ずシャープスコンテナに廃棄し、他のゴミ箱に入れないこと。
*疑似血液は血液として扱い、付着したものは感染性物質として扱うこと。 - 物品を破損、汚損、紛失した場合は必ず医療教育開発センターに申し出てください。
- 使用後は部屋を現状復古し、エアコンの停止、消灯を確認し、確実に戸締りをしてください。
*以上のことに協力が得られない場合、使用を禁止することがあります。
学外の方の利用について
利用に際しまして、使用料金が発生する場合があります。少なくとも利用2か月前までに、医療教育開発センターまでご相談ください。
連絡先
E-mail: skills-labo@tokushima-u.ac.jp
TEL: 088-633-7533(内線9631) / FAX: 088-633-9105
徳島大学クリニカルスキルス・ラボラトリーオフィスアワー:平日9:00~17:00