とき平成24年9月13日(木)~15日(土)
ところ香川県 リゾートホテルオリビアン小豆島
特別講演「私が基礎研究者の道を志した理由(わけ)?ビタミンDと骨の研究の50年を振り返って」
須田立雄先生(埼玉医科大学客員教授)
参加人数学生21名、教職員ほか12名

第8回 Tokushima Bioscience Retreatは、口腔科学教育部の担当で開催されました。参加者は学生22名、教職員10名、および特別講演者1名の合計33名であり、3日間とも晴天に恵まれて合宿を無事終えることができました。

特別講演者として日本学士院会員で埼玉医科大学客員教授の須田立雄先生が合宿の最初から最後まで参加して下さいました。特別講演「私が基礎研究者の道を志した理由(わけ)?ビタミンDと骨の研究の50年を振り返って」での熱弁に加え、学生が発表した際の須田先生からの積極的なサジェスチョンは、大学院生に大きなインパクトを与え、参加学生の研究に対するモチベーションの維持と高揚に大いに役立ったものと推察します。さらに合宿の最後には須田先生から貴重な総評を頂戴し、「全国に例のない学部横断型の研究合宿はユニークな試みであり、研究の幅を広める意味で今後もぜひ続けてもらいたい」とのお言葉を頂きました。

また、学生が座長を務め、学生同士での質疑応答が積極的に展開され、英語の発表に対しては英語で進行するなど、研究発表の内容は充実したものでありました。多くの優れた発表の中で、若手研究者奨励賞は口腔科学教育部から2名および薬科学教育部から1名、特別賞は医科学教育部から1名、それぞれ選出されました。