医療教育開発センターの概要
2004年に蔵本地区の医療系大学院が統合され、ヘルスバイオサイエンス(HBS)研究部(2015年から「医歯薬学研究部」に名称変更)と大学院生が所属する教育部が設立されました。これと同時に、医療系専門職の組織横断的な統合教育の推進を目的として医療教育開発センターが設置されました。
当センターは、全人的医療が実践できる人間愛にあふれた指導的な高度医療人と優れた生命科学研究者を育成するための専門的な教育・研究支援機関として、3学部(医学部、歯学部、薬学部)、5研究科(医学研究科、医科栄養学研究科、口腔科学研究科、薬学研究科、保健科学研究科)ならびに大学病院の組織の枠を超えて、学部・大学院教育から卒後教育にわたり、一貫した医療人育成の推進を目指しています。特に、医療系大学院教育支援、専門職連携教育(IPE)、スキルス・ラボを拠点としたシミュレーション教育ならびに医療コミュニケーション教育に積極的に取り組みます。また、地域医療・福祉や行政との連携、医療教育方法の研究開発と実践成果の発信を目指します。