センターについて

副センター長あいさつ

大学院医歯薬学研究部医科学部門 准教授
 吾妻 雅彦

 医療教育開発センターは、大学院教育支援、多職種連携教育、クリニカルスキルス・ラボ、コミュニケーション教育を支援しています。臨床医として現在も診療に携わっている経験を生かし、卒業後を見据えた実際の診療に繋がる多職種連携教育の構築を目指して活動しています。
 従来の1年生の「チーム医療入門」、中学年の「学部連携PBLチュートリアル」に加え、高学年での「チーム医療臨床実習」を2016年度から開始しています。呼吸器・膠原病内科病棟実習中の医学科5-6年生と病棟実習中の薬学科5年生が、共通の担当患者さんについてそれぞれの観点から問題点を抽出し、解決を目指して議論するより実践的な実習となっています。煮詰めていく必要はありますが、新たに参加を希望されている学科もあり、更に実習内容を充実させていきたいと考えております。  

教養教育院 医療基盤教育分野 教授
 岩田 貴

 医療教育開発センター副センター長として6年が経過し、様々な実習にお声掛けいただいております。
 本学の歯学部口腔保健学科、薬学部の実習のお手伝いができ、学外では徳島市民病院、県立中央病院、吉野川医療センターの研修医の基本的技能実習に携わり、さらに県外の講演会をはじめ、香川県歯科医療専門学校の臨床実習前技能実習など全国初の取り組みに携わり、徐々にではありますが活動範囲を広げており、各方面からお声掛けいただき感謝しております。
 今後は本来の卒前(高学年)・卒後(研修医)教育、生涯教育(医師会などと地域連携)に加えて、専門性を生かした卒前の初年次教育にも携わることで初年次から卒後まで一貫した医療基盤教育の構築と実践を目指すというミッションの実践に加えて、最新のバーチャルリアリティーを駆使した低侵襲手術トレーニングの学生へ提供など、新たな試みも進めたいと思います。

大学院医歯薬学研究部口腔科学部門 教授
 石丸 直澄

 学生・大学院生は大学の宝であり、教育を蔑ろにする大学に将来はないと考えます。
 蔵本キャンパスの特徴は多様な医療人が知を結集してアカデミアを形成していることでしょう。これまでに多くの優れた医療人を輩出してきたこの大学のユニークなシステムは決してトップダウンで変えられるものでないと信じています。今こそ、ボトムアップ型の教育改革、学生第一で将来を見据えた教育体制の確立が望まれています。
 医療教育の目的は明確であり、社会に貢献できる優秀な医療人を育成し、さらに、将来の各分野でのリーダーを育むことであると考えます。時代とともに医療人への社会からのニーズは変化していますので、柔軟に医療教育システムを変革する必要がありますが、「心ある医療人」を育てることは我々教員に長らく課せられた最大の責務であると感じます。

大学院医歯薬学研究部薬科学部門 教授
 土屋 浩一郎

 今年度から再度副センター長として医療教育開発センターの活動に参加することになりました。
 薬学部では、「かかりつけ薬剤師」制度がスタートしたことを含め、これまで以上に臨床にシフトすることが求められつつある事から、在学時の医療教育の重要性は一層高まると思われます。また創薬分野においても、医療の中身を知ることが、新たな視点を有する創薬研究者の養成に結びつくことから、医療教育は必須の項目と考えます。さらに大学院教育では、専門性の深化に医療教育は欠かせません。
 このような点から、蔵本キャンパスの中心に医療教育開発センターが存在し、各学部・教育部と協力して医療人を養成することは、徳島大学の特色ある医療人養成の要としてその役割は決して小さくなく、センター長の下、皆様と協力して医療教育の発展に貢献したいと思います。

大学院医歯薬学研究部栄養科学部門 教授
 阪上 浩

 平成28年度4月より栄養生命科学教育部の代表として副センター長に就任いたしました。
 近年、医学教育のあり方は急速に変化してきております。医科栄養学科は、医学に立脚した管理栄養士養成を目指すために改組されましたが、自ずと我々の教育体制も変化していかなければなりません。さらに高度な技能・知識を有する管理栄養士を養成するために大学院教育の改組に現在取り組んでおります。
  栄養学の専門性をいかしつつ、多職種連携教育やシミュレーション教育など、組織の枠組みを超えた教育連携を赤池医療教育センター長の下尽力していきます。

大学院医歯薬学研究部保健科学部門 教授
 谷岡 哲也

 保健科学教育部では国際的な教育・研究指導に取り組んでいます。
 2016年には、タイのPrince of Songkla University、フィリピンのSt. Paul Universityと学術交流及び学生交流協定の覚書を交わしました。またフィンランドのMetropolia University of Applied Sciencesとは、学生と教員の相互交流を続けています。2年連続で全米トップ50にランクされているFlorida Atlantic Universityとは、共同研究と学生交流を促進することに取り組んでいます。
 四国で唯一、看護学、放射線科学、検査技術科学の学部から博士課程まで一貫した教育体制や医療系3学部5教育部を有する環境を活かし、実践力のあるチーム医療、地域医療、また国際医療に貢献する医療人、教育者、研究者を育成していきたいと思います。